
2.国立能登青年の家における障害児(者)関連事業 国立能登青年の家は平成6年に「障害児(者)の施設利用に関する調査研究協力者会議」を発足させ、生涯教育や週休5日制などとも関連する障害児(者)の青少年施設利用について調査研究を量ねてきた。またこれらと連動するかたちで、高校生を中心としたボランティア育成講習会を主催し、地域の障害者福祉の充実、障害者の教育や生活に関する啓発に貢献してきた。本講習会はこのような会場と地域に支えられ開催された。 3.家族支援講習会のプログラム 本講習会のプログラムは青森会場での実践に基づきながらも、全体の規模をやや縮小し、教育相談を中心に計画したものである。以下に3日間のプログラムを示す。 
講演では「障害」の概念を類型化された個人の知的・身体的特性とすることから、関わり合う両者の関係、すなわちコミュニケーションの視点へととらえ直す基本的な態度をのべた。引き続く教育相談会及び父母との懇談会では、ゆったりとした時間と雰囲気の中で子どもたちと遊びながら、日頃の悩みや養育の指針について話し合いを行った。2日目の介護実習では「聞こえない生活」「見えない生活」「車椅子の生活」などを多少なりとも理解、援助する事を目的に疑似体験プログラムを行った。午後の実践報告会では参加した障害児の担任教師を中心に、教育実践についての話し合いを行った。夜は地元の高校生ボランティアや成人障害者との交流を行った。3日目は地域で活動する障害児(者)教育・福祉関係者が集まり、現状や今後にっいてそれぞれの立場からの提言がなされた。 4.講習会を終えて 今回の講習会の成果は以下のようなプログラムの特徴によりもたらされたものと考える。
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